口呼吸になる・口が渇く
口呼吸になる・口が渇く

「朝起きると口がカラカラに乾いている」「喉がイガイガする」「寝ている間に口を開けていると指摘された」
—このような経験はありませんか?
無意識に口で呼吸をしてしまう「口呼吸」は、単なる癖だと思われがちですが、睡眠の質を著しく低下させ、様々な健康リスクを引き起こすサインかもしれません。
口呼吸は、鼻からの空気の通り道が何らかの理由で狭まったり、塞がれたりしている場合に、体が酸素を取り込もうとして無意識に行うものです。
口呼吸が習慣化すると、以下のような症状が現れることがあります。
喉の痛み
鼻呼吸と比べて、口から入る空気は加湿されていないため、寝ている間に口内や喉が乾燥してしまいます。
いびき
口呼吸になると、舌の根元が喉の奥に落ち込み、気道が狭くなるため、いびきをかきやすくなります。
熟睡感の欠如
口呼吸は深い睡眠を妨げ、夜中に何度も目が覚める原因となり、朝起きてもすっきりしない状態につながります。
口呼吸になる主な原因は、鼻からの空気の通り道が何らかの理由で狭まったり、塞がれたりしている場合です。
慢性的な鼻づまり
風邪やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などによって鼻が詰まっていると、自然と口呼吸になってしまいます。
生活習慣
アルコールは喉の筋肉を弛緩させるため、喫煙は喉の粘膜に炎症を引き起こすため、気道を狭くし、口呼吸を誘発・悪化させることがあります。
身体的特徴
顎が小さい、扁桃腺やアデノイドが大きいといった身体的特徴も口呼吸の原因となることがあります。
睡眠薬の服用
一部の睡眠薬には、気道の筋肉を緩める作用があるため、口呼吸や無呼吸を誘発・悪化させる可能性があります。
これらの原因により、口呼吸が習慣化すると、口の渇きや喉の痛み、いびきといった症状が現れ、睡眠の質を低下させてしまいます。
口呼吸を放置すると、様々なリスクが高まります。
睡眠時無呼吸症候群の
リスク増大
口呼吸は気道を閉塞させやすくなるため、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の発症リスクを高める一因となります。SASは、高血圧や糖尿病、心臓病、脳卒中などの重篤な病気を引き起こす可能性があります。
感染症のリスク
口呼吸は気道を乾燥させ、ウイルスや細菌が侵入しやすい状態をつくり、感染症にかかるリスクを高めます。
日中の不調
睡眠の質が低下することで、日中の強い眠気や集中力低下、倦怠感といった不調につながり、生活全体の質を低下させてしまいます。
口呼吸は、日々の生活習慣を見直すことで改善できる可能性があります。
鼻呼吸の習慣を
身につける
意識して鼻で呼吸するよう心がけたり、口周りの筋力トレーニング、市販の鼻腔拡張テープなどを使用することも有効です。
原因への対処
鼻づまりがある場合は、その原因に対処することが重要です。また、規則正しい生活習慣を身につけ、ストレスを軽減することも大切です。
もし、これらの対策を試しても症状が改善しない場合や、日中の眠気など他の不調を伴う場合は、根本に病気が隠れている可能性があります。
北越谷駅前さくらメンタルクリニックでは、心療内科の専門的な視点から、口呼吸の背景にある原因を総合的に評価します。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、専門医療機関へのご紹介も検討し、連携して対応します。
口呼吸や口の渇きでお悩みの方は、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。心の健康の専門家として、皆様が心身ともに健康で、快適な睡眠と充実した毎日を送れるようサポートします。
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