いびき・いびきがうるさい
いびき・いびきがうるさい

北越谷さくらメンタルクリニックは、皆様の心と体の健康をサポートするため、睡眠に関するお悩みにも真摯に向き合っております。特に「いびき」は、ご自身だけでなくご家族の睡眠の質にも影響を及ぼすことがあり、さらに「睡眠時無呼吸症候群」という重篤な疾患のサインである可能性も秘めています。
当院では、いびきの原因を多角的に診察し、お一人おひとりに合わせた最適な治療法をご提案いたします。いびきにお悩みの方、睡眠の質の改善を望む方は、どうぞお気軽にご相談ください。
いびきとは、睡眠中に気道が狭くなることで、呼吸をする際に空気の流れが妨げられ、喉の奥にある軟口蓋(のどちんこの周りの柔らかい部分)や扁桃などが振動して音を発する現象です。多くの場合、本人は気づかず、同室者からの指摘で初めて知ることがほとんどです。
いびきは、一過性のものから習慣性のものまで様々です。風邪をひいた時や疲れている時の一時的ないびきであれば、あまり心配する必要はありません。しかし、毎晩のように大きないびきをかく場合や、呼吸が一時的に止まるようなことがある場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
睡眠中は、喉の筋肉が緩み、舌の根元が落ち込んだり、軟口蓋が下垂したりすることで気道が狭くなります。この狭くなった気道を空気が通過する際に、粘膜が振動していびき音が発生します。仰向けに寝ると、重力によって舌が喉の奥に沈み込みやすくなるため、いびきをかきやすくなります。また、お酒を飲んだ後や疲れている時も、筋肉の弛緩が促進されるため、いびきが出やすくなります。
いびきにはいくつかの種類があり、それぞれ原因や特徴が異なります。
散発性いびき
(一時的ないびき)
風邪やアレルギー性鼻炎で鼻づまりがある時、飲酒後、疲労時、あるいは仰向けで寝ている時など、特定の状況下でのみ発生し、習慣性ではないのが特徴です。これらの原因がなくなれば、いびきも解消されることがほとんどです。
習慣性いびき
(慢性的なびき)
毎晩のように、あるいは頻繁にいびきをかく状態を指します。大きないびきをかくことが多いのが特徴で、肥満、扁桃腺の肥大、アデノイド、舌根沈下、顎の形状、鼻炎といった生活習慣や体の構造が原因となっていることが多く見られます。この習慣性いびきは、放置すると様々な健康問題を引き起こす可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群
によるいびき
このいびきは非常に特徴的で、大きないびきをかいていたかと思うと突然呼吸が止まり、しばらくすると「ガタッ」という音を立てて再び呼吸が始まる、というサイクルを繰り返します。この無呼吸状態が頻繁に起こると、体内の酸素濃度が低下し、心臓や血管に大きな負担がかかるため、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などのリスクを高め、日中の強い眠気や集中力低下を引き起こす危険性があります。
単なる音の問題と思われがちないびきですが、実は身体からの重要なSOSサインであることがあります。特に、習慣性いびきや睡眠時無呼吸症候群を伴ういびきは、放置すると以下のような健康リスクを高める可能性があります。
高血圧
睡眠中に何度も呼吸が止まることで、心臓に負担がかかり、血圧が上昇しやすくなります。
糖尿病
睡眠の質の低下はインスリン抵抗性を悪化させ、血糖値のコントロールを難しくする可能性があります。
心臓病・脳卒中
酸素不足が慢性化することで、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
日中の眠気・
集中力低下
十分な睡眠が取れないため、日中に強い眠気を感じたり、仕事や学業の効率が低下したりします。
生活の質の低下
眠気や疲労感から、日中の活動性が低下し、QOL(生活の質)が著しく低下することがあります。
交通事故のリスク
強い眠気は、運転中の居眠り運転など、交通事故のリスクを高めます。
いびきは、生活習慣を見直すことで軽減できる場合があります。今日から始められることをいくつかご紹介します。
適正体重を維持する
肥満は首周りに脂肪がつき、気道を狭くする大きな原因となります。適度な運動とバランスの取れた食事で、体重をコントロールしましょう。
寝る前の飲酒を控える
アルコールには筋肉を弛緩させる作用があり、喉の筋肉も緩んで気道が狭くなりやすくなります。寝る数時間前からは飲酒を避けることが推奨されます。
寝る姿勢を工夫する
仰向けで寝ると舌が喉の奥に沈み込みやすいため、いびきをかきやすくなります。横向きで寝ることを試してみましょう。抱き枕などを活用すると、横向きの姿勢を維持しやすくなります。
鼻づまりを解消する
鼻炎やアレルギーなどで鼻が詰まっていると、口呼吸になりいびきをかきやすくなります。市販の鼻腔拡張テープを試したり、アレルギーの原因に対処したりすることも有効です。
規則正しい
睡眠習慣を身につける
睡眠不足や不規則な睡眠は、疲労を蓄積させ、いびきを悪化させる可能性があります。毎日決まった時間に就寝・起床し、十分な睡眠時間を確保しましょう。
これらの対策でいびきが改善しない場合や、ご自身やご家族のいびきに異変を感じる場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性も考えられます。気になる場合は、専門の医療機関に相談することをお勧めします。
「たかがいびき」と軽視されがちですが、いびきは心身の健康に深く関わる重要なサインです。ご自身やご家族のいびきで気になることがあれば、どうぞお一人で悩まずに、北越谷さくらメンタルクリニックにご相談ください。
当院では、患者様のお気持ちに寄り添い、安心して治療を受けられるよう努めております。睡眠に関する専門的な知識と経験を持つ医師が、皆様の快適な睡眠と健やかな毎日を取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。
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