睡眠時無呼吸症候群になりやすい方
睡眠時無呼吸症候群になりやすい方

北越谷駅前さくらメンタルクリニックでは、皆様の心と体の健康を深くサポートするため、睡眠に関するお悩みにも専門的に取り組んでいます。その中でも特に重要なのが、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」です。
「睡眠時無呼吸症候群」という言葉を聞いたことはありますか?もしかしたら、「いびきがうるさい」「日中にいつも眠くて困る」といった経験から、この病気に興味をお持ちになった方もいらっしゃるかもしれません。SASは、単なる寝不足やいびきの問題にとどまらず、心臓病や脳卒中など、さまざまな病気のリスクを高めることが分かっています。
SASによる慢性的な睡眠不足や無呼吸による体への負担は、精神的な不調を引き起こすことも少なくありません。イライラ感、気分の落ち込み、集中力低下といった症状は、心の健康と密接に関わっています。当院のような心療内科では、これらの精神症状も踏まえ、SASの早期発見と適切な治療を通じて、患者様が質の高い睡眠を取り戻し、心身ともに健康で充実した毎日を送れるようサポートします。ご自身やご家族のいびきや睡眠に異変を感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
SASは様々な要因が組み合わさって発症しますが、特に以下のような特徴を持つ方は注意が必要です。
肥満
SASの最も一般的な原因の一つです。肥満になると、首周りや喉、舌の根元にも脂肪がつき、気道が狭くなりやすいため、睡眠中に呼吸が止まりやすくなります。特に、20歳時に比べて10kg以上体重が増えた方は注意が必要です。
小さい顎・小顔
日本人を含むアジア人は顎が小さめの方が多く、舌の根元が落ち込みやすく、気道が閉塞しやすい傾向があります。
太い(短い)首
首周りに脂肪が多い、または首が太く短い方も気道が狭まりやすくなります。
扁桃腺や
アデノイドが大きい
小児の場合、扁桃腺やアデノイド(咽頭扁桃)が大きいことが原因で気道が塞がれることがあります。
舌が大きい、
歯並びが悪い
これらも気道を狭める要因となることがあります。
中年以降の男性
加齢とともに喉や首回りの筋力が衰え、舌や軟口蓋が喉に詰まりやすくなるため、リスクが高まります。特に40代以降の男性は、上半身や頸部に脂肪がつきやすい傾向があるため、SASのリスクが増加します。
閉経後の女性
女性ホルモンには気道を広げる働きがあるため、閉経後にホルモン分泌が低下すると、SASの発症リスクが高まることがあります。
子ども
アデノイドが大きくなる2~6歳頃や、体格や体質が変化する思春期に発症のピークがあります。
飲酒
(特に就寝前の飲酒)
アルコールは喉や舌の筋肉を弛緩させるため、気道が狭くなり、いびきや無呼吸が悪化する可能性があります。
喫煙
喫煙は喉や鼻の粘膜に炎症を引き起こし、気道を狭める原因となります。
睡眠薬の常用
睡眠薬も気道の筋肉を緩める作用があるため、無呼吸を誘発・悪化させる可能性があります。当院のような心療内科では、睡眠薬の適切な使用についてもご相談いただけます。安易な自己判断での使用は避け、専門家のアドバイスを求めることが重要です。
不規則な生活リズム、
睡眠不足
生活習慣の乱れは肥満につながるだけでなく、身体に負担をかけ、SASのリスクを高めることがあります。精神的なストレスが原因で生活リズムが乱れている場合も少なくありません。当院では、そうしたストレスへの対処法についてもサポートいたします。
ご家族に睡眠時無呼吸症候群の患者様がいらっしゃる場合、遺伝的な要因も発症リスクを高める一因となります。特に顎の形などの骨格的特徴は遺伝によって受け継がれることがあるため、ご両親や祖父母にいびきや無呼吸といった症状がある場合、ご自身も同様の症状が認められることがあります。また、鼻炎などによる慢性的な鼻づまりがある方も注意が必要です。鼻が詰まっていると口呼吸になりやすく、それが気道を閉塞させやすくなることにつながります。さらに、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病をお持ちの方も、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高いとされています。
これらの特徴に心当たりがある方は、単なるいびきや日中の眠気と軽視せず、専門医に相談することをお勧めします。特に、日中の強い眠気や集中力低下が、精神的な落ち込みやイライラ感につながっていると感じる場合は、心療内科としての視点からもサポートいたします。当院では、SASの早期発見と適切な治療を通じて、患者様が質の高い睡眠を取り戻し、健康で充実した毎日を送れるようサポートします。
SASは生活習慣の改善によってリスクを低減できる可能性があります。心の健康を保つことも、SASの予防において重要な要素です。
適切な体重の維持
肥満はSASの大きな原因の一つです。首や喉周りの脂肪が増えると気道が狭くなるため、適正体重を維持することが重要です。バランスの取れた食事と適度な運動を心がけましょう。食生活の乱れや運動不足が精神的なストレスに起因する場合もあります。当院では、そうしたお悩みにも寄り添い、サポートします。
飲酒を控える
特に就寝前のアルコール摂取は、喉の筋肉を弛緩させ、気道を狭くするため、控えるようにしましょう。アルコールがストレス解消の手段となっている場合は、心療内科で他のストレス対処法を検討することも可能です。
禁煙
喫煙は気道の粘膜に炎症を引き起こし、気道を狭くする原因となります。禁煙はSAS予防に非常に有効です。
鼻呼吸の習慣を
身につける
口呼吸は気道を狭めやすく、乾燥や感染症のリスクを高めます。意識して鼻呼吸をすることで、気道の通りを良くし、症状の改善が期待できます。口呼吸を改善するためのテープやグッズ、口周りの筋力トレーニングも有効です。
寝る姿勢を工夫する
仰向けで寝ると、舌の付け根が喉に落ち込み、気道を塞ぎやすくなります。横向きで寝ることで、これを防ぎ、症状が軽減される場合があります。抱き枕などを利用して、横向きで寝る習慣をつけるのも良い方法です。
睡眠薬の服用に注意する
一部の睡眠薬は気道の筋肉を緩める作用があるため、無呼吸症状を悪化させる可能性があります。睡眠の質を改善するために睡眠薬を服用している方は、SASが悪化しないよう、医師と密に相談し、適切な処方を受けてください。当院では、睡眠薬の調整や、根本的な睡眠の問題解決に向けたカウンセリングも行っています。
規則正しい生活習慣
毎日同じ時間に寝起きし、十分な睡眠時間を確保することで、体内時計が安定し、質の良い睡眠につながります。ストレスを軽減し、心身ともにリラックスできる環境を整えることも大切です。精神的な不調が睡眠リズムの乱れにつながることもありますので、心のケアも同時に行うことが予防につながります。
これらの予防法を実践することで、SASのリスクを減らし、より質の高い睡眠と健康的な生活を送ることができます。ご自身やご家族のいびきや睡眠に異変を感じたら、あるいはそれに伴う精神的な不調を感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。当院では、心と体の両面から皆様の健康をサポートいたします。
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